最近リラックスについてよく考える、なぜかって?
その存在は、すぐ近くでほんわかとしているくせに、
欲しくても、なかなかつかみづらくて、けっこう気まぐれ。
でもいちど身に着けると、万能選手プレーのように魅力的なのよね。
(にくいやつ)
先日わたしの先生、綿本彰先生のところへいったら、
クラスの前に、「リラックス」について、お話しをしてくれた。
たとえば、睡眠ってリラックスできそうなムードづくりはできるけど、
最後のアクション(目標)ガクッと睡眠に落ちる瞬間は、NOコントロール。
リラックスもそれと同じで、環境づくりまでは自分できるのだけれど、
真の解放、その瞬間は、向こうからやって来るのを待つしかない。
「Do(~をする)」のではなくて、
「Be(~になる)」という感覚。
たしかに、たしかに。
大切なことなのに、自分のための練習では、ついつい、
リラックスの先に見えるものに、目標を置いてしまうことが多かった。
なので!back to the basic…!
最近はリラックスの「段階」を、大切に追うことにしている。
これは普段のクラス、生徒さんに対しても同じね。
どうぞ、どうぞ、リラックスしてくださいねー!といっても、
初めての場所や、初対面の人がいる環境だとむずかしい。
(だから居心地の良い雰囲気をつくるのも、わたしの役目のひとつ)
肩、首、顔(頭部)上半身は、緊張がでやすい場所。
しかも上半身は、呼吸をするための大事な部分だったりするから、
「緊張する=呼吸が浅くなる」、この法則は、よくわかるよね。
スタジオに行ってポーズを頑張るうちに、緊張に向かってしまう・・・。
これじゃあ、本末転倒。
じゃあ、ヨガの練習でどうするの?って話になると、
例えば、補助なしの自転車が乗れた瞬間を想像してみよう!
はじめは誰かに後ろを支えてもらい、手を離し離し、すこしずつ進む。
途中でなんども足を着くけど、すこし進めた、うれしい感覚。
なんにちか練習するうちに、走れる距離が伸びていって、
最終的には、自然と自転車をこげるようになってる。
ここで、向こうからやってくる感覚!
それとおんなじように。
ヨガのポーズをしながら、意識的に上半身の力を抜く。
まるで自転車の乗り方のように、身体の使い方を練習して、
リラックスしていますよーという感覚の距離を伸ばしていくこと。
身体をアクティブに動かしながらも、ふっと肩の力を抜く練習は、
生活のなかで、デコボコな道(精神的にも)を歩くときにもきっと役に立つ!
他人の手や道具をつかったリラクゼーションも効果的だけど、
(アロマセラピーとか、マッサージなんて、わたしも大好きだしね)
自力で、身ひとつでおこなえる、リラクゼーションスキルを得ることは、
毎日を生きていくための、強い自信に、つながっていくものだと思う。
というか、それこそがヨガの醍醐味だしね。
なのであたしも、もっともっと、
長距離のれるように目下練習中!
しかし、春ってなんか眠いよね。
お仕事中や、お勉強中、もしもガクッといってしまったら、
リラックスのタイミングを知る練習です!と、言ってみましょうか。
つぎは「リラックスの先にみえるも」のについて、
書いてみたいなと、思う。
つづく....
hana
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