冷たい雨がしとしとふる日が続いてるよね。
くつとか服がぬれるのはいやだけど、雨の日はきらいじゃない。
部屋でヨガしたり、本読んだり映画みたり、まったりするのにちょうどいい。
雨の音を聞いてると、空気中に舞っていたチリがしっとりと地面に沈みこむように、
まるで花びらが静かに閉じていくように、感情や細胞が、折りたたまれていく感覚。
おちてるの?っていわれるけど、ぜんぜんおちてない。
むしろこれ、すごくいい気分。
こんな日は、たんたんと進む、ロードムービーを眺めたくって、
ひさしぶりに、ヴィム・ヴェンダースの「都会のアリス」を選んでみた。
自分を失った物書きの男が、見ず知らずの少女と、祖母さがしの旅にでる物語。
あいかわらずの、静かなモノクロームの世界に、しびれました。
すべてが押し付けず、ゆるすぎず、ちょうどいい、“なんともいえない感”。笑
白黒映画だけど、映像も物語も、終始グレーな、この感覚が大好き。
映画の感想を書こうと思ったけど、長くなりそうだから別の機会に。
そんなモノクロームの世界で、勝手にしっとりとしたあとは・・・・
なぜか、天才ベースメントジャックスの万華鏡のような色の雨粒!
その名も“Raindrops”!あー、このPVも大好きよ。
▼Basement Jaxx - Raindrops
どっちなんだよ!と、結局カラフルにテンションあがってます。
今日は一日中雨の予報だけど、いい日になるといいね。
Have a lovely weekend...
hana
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