写真家、蜷川実花さんの個展にいった。
感想は、もう、とにかくすごい、圧巻。
ビビッドな極彩色、浮世離れした浮遊感。
被写体の、花、金魚、人、旅、日常。
すべてが派手で、大胆なのだけど、
その派手さのなかに、闇や、死が、
ちらり、ちらりと、潜んでいる。
限りなく美しいのだけど、
触れたら壊れてしまいそうな、儚さ。
この絶妙なバランスが、とっても気を惹く。
空間の演出も素晴らしくて、
色と、エネルギーが渦まいてる感じ。
あまりの刺激に、おもわず、ムズムズしてきて、
自分のなかの、女がひそひそと蠢く感じ。
なんてゆーか、本当に圧巻。
アートなんて小難しいこと語るまえに、ただ感じればいいじゃん。
そんな気風のよさと、巧みな演出で、とにかく突き抜けてた。
最近では映画&映像の仕事もしているし、
私の大好きなバンド、『
The Birthday』の新曲PVの撮影もしてる。
とにかく、パワー炸裂している彼女が気になっていたけど、
なにかの雑誌に載ってた、彼女のインタビュー記事を読んで、さらに興味がわいた。
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撮影で、集中力が頂点にくると、自分の感覚や身体と、
被写体との、境界線が溶けてくる感じになる。
その感覚がおとずれると、かならず良い写真が撮れる。
最近はその頻度が高くなっている気が、でも、コントロールはできないんです。
ほほー!これってまさしく、ヨガで目指す、瞑想の境地ですわ。
ヨガってほんとうに、日常にも潜んでる。
まぁ日常といっても、彼女の場合はとっても特殊だけれど。
いって、みて、身体で感じる。
そんなこんな、実りのおおい素敵な個展でした。
しかし、残念ながら・・・・
オペラシティアートギャラリーでの個展は、
12月28日(日)まで、現在は終了です。
わたしは駆け込み、最終日に観覧。
こんなに煽って、終わってるなんて!?
ごめんチャイナ。
▼蜷川実花 HP
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hana
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