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Pooka / 酒井駒子の小さな世界


情報の波に飲まれて、頭がぐるぐるしたときは、絵本をながめるのが好き。
絵に添えられた最小限の言葉は無駄がなく、豊かな響きがあるから。
その静謐でシンプルな気迫を感じると、ただ浸りたい!潜りたい!
ページをめくるごとに、深く深くダイブしたくなるんだよね。
これは現実逃避!?いやむしろ、頭を整理して、自分に向き合う時間。

そんなときには、酒井駒子さんの美しい絵本が最高のお供。
物語の多くは子供や、動物、小鳥や、昆虫がモチーフになっていて、
日常(非日常も)のなんでもない瞬間、動作、会話が愛おしく描かれている。
たとえば、うつむいた後ろ姿のうなじや、肩の丸み、握った手。
いろんな感情を抱え、遠回りして帰った放課後や、
しんしんと雪が降り積もる朝に目覚めて感じたこと。
美しくて、芳醇で、繊細。

忙しくて見失ってしまっていたものや、
慣れて心が動かなくなってしまったこと、
なんかそんな、いろいろ。
コツコツと心をノックする。

酒井駒子さんの世界観にダイブすることは、まるで、
嵐で海面に大波が立っても、深い海の底で静かに漂うように、
自分の中の静かな場所、そこにそっと、触れることができる。

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そんな酒井駒子さんを知るための一冊があるよ。
まるごと一冊が酒井駒子特集、オリジナルの書き下ろし絵本も載ってる!
いまや世界中からのラブコールを受け、数ヶ国語に翻訳されている絵本作家。
過去の作品たちについてや、身の回りのこと、頭のなかのことなどなど、
彼女が生み出すノスタルジックな感情を楽しみたいひと必見の内容です。

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hana

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by hanahanaup | 2010-02-22 15:24 | art

Alice と Alice ~メアリー・ブレア展~


“ウォルトが信じたひとりの女性”

不況のまっただなか中のアメリカ、しかも女性の自立にも厳しかった時代に、
ウォルト・ディズニー社に入社して、カラースタイリストとして数々の素晴しい作品を、
生み出したひとりの女性アーティスト!念願の「メアリー・ブレア展」を堪能してきました。

メアリーは、「シンデレラ」や、「ふしぎの国のアリス」、「ピーター・パン」など、
ディズニーでおなじみ、長編映画の大元である、色彩やデザインを生み出した人で、
彼女が作る各シーンのイメージを参考にして、アニメーションが製作されていくのだそう。

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その彼女が生み出す作品の可愛いこと!
ヘタウマな絵から、緻密なものまで、カラフルで自由で最高に楽しい。
わたしの大好きなアリスなんて、メアリーの原案そのまんまでしたよ。

子供を産んだ後は、もっと家族と一緒にいたいと、ディズニーを退社。
フリーで活動しながら絵本の挿絵や、舞台・広告のデザインなどを数多く残してました。
この時期の作品も素晴らしかった!なんというか、エネルギーに満ち溢れてる感じ。
子育てしなからいつ書いたの?なんて思うぐらい、仕上げた量もすごいけれど、
ディズニーというカテゴリーにとらわれなくなった彼女の作品、さらに自由さが増してた。

しばらくしたあと、またディズニーからビッグプロジェクトの依頼。
ウォルトからディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」のイメージを作ってくれ、と。
あたし、何度もディズニーランド行ってるけど、あれ、すべてメアリーの世界観だったのねーー!
そのときの原案、デッサン、カラーデザイン・・・・圧巻な展示がありましたよ。
実はいままで、「イッツ・ア・スモールワールド」に興味なかったんだけどね。笑
でもこれからは別!その展示室にいたらジーンとしちゃったもん。

メアリーいわく。

“わたしは3つの仕事をした
妻であり、母であり、そしてプロのアーティストだった”

うまい下手とかよりも、人を喜ばせせたり、幸せな気持ちにさせること、
これがプロと名乗る資格を与えられた、ひとなのかなぁーなんて彼女の作品をみて思った。
本当に可愛くて、自由で、サービス精神旺盛で、イタズラゴコロがあって、愛に溢れてる!
じわーっとココロに温かいものを与えてくれる、素晴しい展覧会でしたよ。

▼メアリー・ブレア展
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/98/
10月4日(日)まで、東京都現代美術館で開催中
ぜったいお勧めだから、みんなにみて欲しいです!

おまけ

もうひとつの、お楽しみなAliceは・・・・、
ティムバートン&ジョニーデップの来春公開映画!

▼Alice in Wonderland


白塗りのジョニデ、相変わらず嬉々としているね。
T・バートンとのコラボ&コスプレは毎度テンションあがるらしいよ。
あたし的には双子がかなりのお好みキャラ!やばいです。
来年の春公開だってね、こちらも早くみたいな。

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by hanahanaup | 2009-09-14 11:57 | art

蜷川実花展 ~地上の花 天空の色~

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写真家、蜷川実花さんの個展にいった。
感想は、もう、とにかくすごい、圧巻。
ビビッドな極彩色、浮世離れした浮遊感。

被写体の、花、金魚、人、旅、日常。
すべてが派手で、大胆なのだけど、
その派手さのなかに、闇や、死が、
ちらり、ちらりと、潜んでいる。

限りなく美しいのだけど、
触れたら壊れてしまいそうな、儚さ。
この絶妙なバランスが、とっても気を惹く。



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空間の演出も素晴らしくて、
色と、エネルギーが渦まいてる感じ。
あまりの刺激に、おもわず、ムズムズしてきて、
自分のなかの、女がひそひそと蠢く感じ。
なんてゆーか、本当に圧巻。
アートなんて小難しいこと語るまえに、ただ感じればいいじゃん。
そんな気風のよさと、巧みな演出で、とにかく突き抜けてた。

最近では映画&映像の仕事もしているし、
私の大好きなバンド、『The Birthday』の新曲PVの撮影もしてる。
とにかく、パワー炸裂している彼女が気になっていたけど、
なにかの雑誌に載ってた、彼女のインタビュー記事を読んで、さらに興味がわいた。
↓↓↓

撮影で、集中力が頂点にくると、自分の感覚や身体と、
被写体との、境界線が溶けてくる感じになる。
その感覚がおとずれると、かならず良い写真が撮れる。
最近はその頻度が高くなっている気が、でも、コントロールはできないんです。

ほほー!これってまさしく、ヨガで目指す、瞑想の境地ですわ。
ヨガってほんとうに、日常にも潜んでる。
まぁ日常といっても、彼女の場合はとっても特殊だけれど。
いって、みて、身体で感じる。
そんなこんな、実りのおおい素敵な個展でした。

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しかし、残念ながら・・・・
オペラシティアートギャラリーでの個展は、
12月28日(日)まで、現在は終了です。

わたしは駆け込み、最終日に観覧。
こんなに煽って、終わってるなんて!?
ごめんチャイナ。

▼蜷川実花 HP
http://ninamika.com/



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by hanahanaup | 2008-12-29 11:11 | art

『対決 巨匠たちの日本美術』


いま、上野の東京国立博物館でやっている、
『対決 巨匠たちの日本美術』っていう展覧会をみてきたよ。
平安時代末期~昭和初期に活躍した、24人の絵師や仏師、陶工とかを、
時代性だったり、師弟関係だったり、そういったものを考慮して、
独断と、偏見で(?)2人ずつ組ませ、かってに対決させた、展覧会。
これがね、すごい、面白いのよ!

たとえば、西洋絵画だと、キャンバスに描くってこと、わりと多いけど、
むかしの日本では、お殿さまが、お城の金屏風とか、ふすまとかに、
売れっ子画家に絵を描かせるのが、ステータスというか、流行りだったみたいで、
それが、とにかく、スケールが大きくて、美しいの。
ほら、まさに、一休さんのトンチにてでくる、
「おい、一休、この屏風のトラに縄をかけてみよ!」の、あれね。
そのほかには、掛け軸の絵とか、茶器とか、仏像の木彫りとか、たくさん。

なかでも、アタシの一番のお気に入りは、
円空さんと、木喰さんの木彫りの仏像対決。
僧侶のふたりは、日本中を行脚しながら、木仏像を彫ったの。

円空さんは、生涯12万体の仏像を彫るぞって大願をたてたひと。
でもね、宿として泊めてくれた、お家の人に気前よく、作品をあげちゃったりしてるから、
正確な数がまだまだきちんと、確認されてないらしい。
つくる仏像は、ゴリゴリに荒削りな感じの、ワイルド・スタイル。
気前の良さと、太っ腹な人柄が表れてて、怒ってる顔の仏像も、なーんか温かいの。

一方のお相手、木喰さんは、生涯、木の実とか果実(しかも全部生食)、
だけを食べて生きる「木食戒」なるものを行っている、ストイックなひと。
つくる仏像は、丸くて、キメ細やかで、つるつるに磨き上げてあった。

ならべてみると、性格でてるなーって、よくわかる。
ほかの絵も、像も、みんな。
当たり前の話だけどさ、でも、これだけいっせいに、比較する対象があるのは、圧巻よ。

「静」と「動」、「明」と「暗」
「保守的」と「前衛的」
「現実」と「想像」、「美」と「グロテスク」...その他、もろもろ。

「対決」っていう構成が、すごく効果的だよね。
お互いの個性が対極にちがうほど、なんつーか、それぞれの作品が際立つ。
ライバルってさ、結局は、お互いの、良い引き立て役なんだね。
ただでさえ、鬼気迫る迫力の日本美術を、現代の企画屋さんが、
虎視眈々と、並べて、オラオラと煽るもんだから、そりゃ、すごいよ。笑

その他は、「写楽vs.歌麿」、「伊藤若冲vs.曽我蕭白」とか、
豪華な顔ぶれで、まばたきすら、させてくれない、対決が山盛り。
アタシ、日本美術の知識なんて、ほとんど無くて行ったんだけど、
作品の横に、簡単な人物紹介&作品紹介あったから、ほっとした。
でも実際は、そんな説明なんて、どーでもいいくらい、すべてが、ド迫力。
ただボーっと、感じるだけでも、十分に楽しめるからお勧めよ!

公開は、8月17日(日)までだ、急げ!
@東京国立博物館 平成館
http://www.asahi.com/kokka/index.html
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by hanahanaup | 2008-08-12 17:11 | art


“read my lips”...声にならないささやき...もしくは、ときどき、内緒のお話し。
hana プロフィール
★★★★★★★★★★

ヨガの先生やってます!
ラージャヨガと呼ばれる
古典スタイルを探求中

★★★★★★★★★★

【ヨガのスタイル】
▼ラージャヨガとは?
ラージャとは王様を意味するサンスクリット語。ヨガの王道といわれ、ヨガの古典文献「ヨーガスートラ」に登場、別名は「瞑想ヨガ」。

▼どんなクラス?
ヨガ的なお話を交えながら、伝統的なヨガの知恵を現代社会で活かせるようにアレンジ。動きとじっくり向き合うことで精神を統一していき、ヨガの本質である静寂と心身の調和にアプローチしていきます。

★★★★★★★★★★

【ヨガの経歴】
◆日本ヨーガ瞑想協会
指導者トレーニング修了
全米ヨガアライアンス
200時間修了

◆インド政府公認スワミ・ヴィヴェーカナンダ研究財団指導者養成(YIC)受講中

2008年秋、ヨガ仲間と銀座3丁目にHASYOGAスタジオを設立。コンセプトは「日常に活かすヨガ」マットを降りたときにも役に立つヨガをお伝えしています。

銀座ヨガ ハスヨガ

★★★★★★★★★★

【レギュラークラス】
▼銀座のクラス
毎週土曜日(朝)
10:45~12:15
銀座ヨガ ハスヨガ

▼赤坂見付のクラス
毎週水曜日(夜)
20:30~21:00
毎週金曜日(朝)
11:15~12:30
Ryuung Studio

▼高円寺のクラス
毎週月曜日(夜)
19:30~21:00
Belle Vert

★★★★★★★★★★

【プライベート・クラス】
マンツーマンでヨガしたい
お友だち同士でヨガしたい
仕事の合間にヨガしたい
ヨガの哲学を勉強したい
・・・
そんなかたに!

みなさまのライフスタイルに合わせた、プライベートクラスを承ります。ご希望の日時や場所、クラス内容を明記のうえ、下記アドレスにご連絡をお願いします。

▼メールアドレス
hana-87up☆hasyoga.net
(☆を→@に変えて送ってください)

☆その他、ご質問などなど
お気軽にお問い合わせください!

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【Twitter】
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【ヨガブログリンク】
走るYogini
*natural flow*
忙しいときは適当に そのくらいがちょうどいい
書を捨てよヨガをしよう

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