またまた、映画の話です。
ようやくみれたぁー!もう、4年ぶり?
待ちに待った、鬼才エミール・クストリッツァ監督の新作!
感想?・・・もう、幸せだよ!!!
セルビアの大田舎で暮らす、おじいさんと、ツァーネ少年。
ツァーネ少年は、おじいさんとの3つの約束を果たすために、街へ嫁探しに行く!
と、なんだか、これだけ省略して言うと、日本昔話のような流れなんだね・・・笑
▲街でひと目ぼれした美女ヤスナ嬢と、ツァーネ少年
おなじみ、奇天烈な登場人物&舞台装置、動物たちが、
アクの強ーーい、バルカン(ジプシー)音楽とともに躍動して、
トンデモない、突飛なストーリーが、ビュンビュン、展開していくの。
その場面の瞬間瞬間に、なんだか、生命のほとばしりみたいなものを感じる。
あぁぁ、クストリッツァ・ファンにとっては、これが最高に、たまらないのです!
▲絶え間ない弾丸の音と、管楽器の不思議なハーモニー!笑
旧ユーゴの内戦で、実生活にさんざんな地獄をみてきた、監督だからこそ、
「生きる」ということを表現する活力や、その理想が、はんぱじゃない気がしてくる。
そして、純粋と残酷、必然と偶然、という、きれいごとだけじゃない、毒っけがいいのね!
そこに、ただのコメディ・喜劇という枠に、収まりきらない、強さと、美しさを感じる。
みる人を元気にする、エネルギー満タンの、キュートなおとぎ話。
と、なんだかんだ、説明書いてもだめだな。
なんか薄っぺらい感じがしてきちゃう!
なので、ぜひ、みてくださいな!
この監督の前作品「ライフ・イズ・ミラクル」も素晴らしいの!
みてない人ー!こちらはDVDが出てるから、借りてみてね。
できれば、いま、すぐ、に!
ふふ。
▼『ウェディング・ベルを鳴らせ!』 公式サイト
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hana
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